うつ病を受け入れる①~精神科を受診するまで~
皆さんこんばんは。うつ✖︎銀行員✖︎パパのneoです。今回は自身の経験を振り返りながら、うつ病を受け入れることの難しさ、受け入れた経緯とその後の変化について書きたいと思います。
今回は回想部分が長くなりますので、お時間のない方は要約を。
1、要約
・「自分がうつ病である」と受け入れるのは容易ではない
・過去のプライド、実績、自分の理想像が邪魔をする
・しかしながら、「自分がうつ病である」と受け入れると気持ちが楽になる
・振り返ってわかることだが、「自分がうつ病である」と認めることが治療の第一歩
2、回想 ~精神科を受診するまで~
初めて精神科を訪れ、
「あなたはうつ病です」
と言われたことにショックを受けられた方、また現在受け入れることができず苦しんでいる方。同じ経験をした者として、何かしらのお役に立てればと思います。
私がうつ病と診断されたのは約2年前。
今大変お世話になっている主治医の先生から告げられましたが、その時の衝撃は忘れもしません。
当時私は周囲から
「どうしてそんなに前向きになれるの?」
と皮肉も込めてから言われるくらい、仕事にはモチベーション高く取り組んでいました。
どんな大変な時にでも笑顔を忘れずに、困っている人がいたら助けずにはいられない、人の話は必ず目を見て聞く、といったタイプの人間でした。
上司からの評価としては、
●真面目
●前向き
●後輩の面倒見が良い
●物事を真摯に受け止める
といった長所がある一方、
●仕事のスピード向上
●窮地に立った際の柔軟な対応力
●周囲への発信力
といった短所がありました。
要領が良くないことは自分でも十分に自覚していましたが、コツコツと一歩ずつ積み上げていくタイプで、それが周囲からのそれなりの信頼にもつながっていたようです。
そんな私がとある状況から体調を崩し(この経緯は別途書きます)、
●激しい頭痛
●吐き気
●嘔吐
●朝起き上がれない
といった症状が出始めるのですが、大丈夫大丈夫と自分に言い聞かせ、内科を受診。
抗生物質等を処方されますが、症状は回復せず、時間だけがすぎていき、体調は悪くなる一方。内科の先生からは精神科を勧められるものの、無視して出社。
それがある日限界がくるんですね。移動中の電車の中で勝手に出てくる涙。
挙げ句の果てには営業先の担当者との会話中に、辛すぎて泣いてしまう。
これはおかしい。
ようやく精神科を受診することを決め、ネットで検索。
スマホを触る手が震えました。
オレは病んでない、大丈夫、きっと大丈夫。とりあえず話だけ聞けばいいさ。
必死に自分に言い聞かせながら、会社からそう遠くない精神科を受診しました。
続きは次回へ。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
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