うつ✖︎銀行員✖︎パパ

うつ病と闘病中の現役銀行員かつ二児の父です。自身の経験が少しでも誰かの役に立つことを願って。

うつ病になったら休職?退職?転職?会社どうする?

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皆さんおはようございます。うつ×銀行員×パパのneoです。週末もあっという間に日曜日になりましたね。

 

余談ですがもうすぐ私にとっては1週間で最もつらい時間帯がやってくることとなります。。。

そうです日曜日の夜と、月曜日の朝。。。

 

ブルーマンデー、サザエさん症候群。

 

以前にそちらについての記事を書きましたので、気になる方はぜひともお読みください。何かしらの参考になれば幸いです。

 

 

www.utsu-neo.com

 さて、本題ですが、今日はうつ病になったときに会社をどうするかについて書いてみたいと思います。休職?退職?それとも転職?

 

例のごとくお時間のない方は要約のみご覧ください。

 

 

 

 

 

1、要約

 

・うつ病=即休職ではない

・ましてやうつ病=即退職ではない

・転職も一つの選択肢ではある(私はオススメしません 理由は記事の中で)

・最終的には自分が決める(会社との交渉が必要だが)

⇒私の場合は主治医の先生、家族、会社と相談の上、3カ月の休職を決めました。

・しんどければ無理をせず、休むべし

 

 

 

2、会社への不安

 

 

うつ病になったら会社はどうすればいい?精神的にも体力的にも本当にシンドイ。

休職って言葉を聞いたことがあるなあ、いや、もしくは退職?そして転職?

 

 

そんな疑問を持たれる方も多いかと思います。

私の場合の事例を書いていきますので何かしらの参考になれば幸いです。

 

 

うつ病になり休職を決めたのは、今から2年前の2017年の1月。

主治医から3カ月の休職を勧告され、会社と相談の上、合意しました。

 

と、文章にすれば1行なのですが、これが一悶着あって、大変だったのです。。。orz

 

経験のある方はわかると思いますが、休職を選択するのには膨大なエネルギーと勇気が必要です。

自分が3カ月も会社を休むなんて信じられない、

周りに迷惑をかける

昇進はどうなる?

そもそも休んで復帰できるのか?

 

不安は尽きません。

 

 

3、うつ病の報告~私の場合~

 

 

 

私の場合はとある4名に、自分がうつ病であり、主治医から休職を勧告されていることを報告しにいきます。

 

 

 

登場人物は、

①妻

②親

③直属の上司

④支店の人事担当者

の4名です。

 

①妻の場合

凄く優しかった。支えてくれました。

「絶対休んだ方がいい。一番大切なのは体だから。無理しないで」

当時1歳の長男がおり、初めての子育てに苦労しながらの状況下、そういってくれた妻には感謝の気持ちでいっぱいです。この人と結婚して本当によかったと思いました。

 

 

②親の場合

意外でした。ある意味衝撃でした。心が締め付けられました。

「え?うつ病?うそー。ちょっと体調が悪いだけでしょ?会社は休まない方がいいんじゃないの?」

相談をもちかける人は、相談したいのではなく、自分の意見を肯定してもらいたい

と聞いたことがありますが、この場合はまさにそれでした。

はっきりしました。自分は休みたいと思っているんだなと。

正直なところ、多少無神経とも思える発言に、若干怒りさえ覚えました。

 

 

③直属の上司の場合

上司からはなんと言われるだろうか。本当に緊張しました。震えました。

主治医から休職を勧告されていること、復職への不安があるが、自分もそれを望んでいることを告げました。

「休んだ方がいい。今は治すことだけ考えたらいいよ、人生は長いから」

本当にありがたかったです。優しい言葉に涙が出ました。

しっかり休んで、元気になって復職しよう。そう決意することができました。

 

 

④支店の人事担当者の場合

様々な不安を抱えつつも、休職して治療に専念しようと決意が固まり、報告しました。

直属の上司の理解もあったため、油断していました。きっとわかってくれるだろうと。

「休んで何をするのかな?」

「休むよりも会社に来続けた方がいいんじゃないか?」

「仕事はアルバイトさんと同じ内容でもいい、なんなら座っているだけでもいい」

私の決意は粉砕されました。まさかここで通勤を勧められるとは。

やはり周囲は休むことをよく思っていないのだろう

きっと周りに迷惑がかかる

休んだら昇進も遅くなるのだろう

一気に奈落の底につき落とされた気分でした。

少し考えさせてください、と言い、その日は面談を終えました。

 

 

4、最終的に決めるのは自分

 

 

ここまで読まれていかがでしたか?以前の記事に、うつ病への周囲の見方は人それぞれと書きましたが、まさにそうですね。

病気になって痛感しましたが、「顔色をうかがう人生は疲れる」ということです。

 

ここで大切なのが

最終的には自分が決める

例え悪者になろうとも

ということです。

 

さんざん悩みましたが、このとき考えたのです。

 

自分にとって一番大切なものは何か。

 

 

私にとってそれは、妻であり、子どもでした。

であればその妻の助言に耳を傾けるべし。

 

結論は出ました。3カ月の休職です。

私が覚悟を決めて人事担当者にはっきりと申し伝えると、納得してくれました。

 

 

 

5、うつ病経験者からのメッセージ

 

 

以上が私がうつ病になり、休職という道を選んだ経緯です。

 

これはあくまで一例であり、正直皆さんのご事情により内容はかなり変わってくると思います。会社の就業規則、風土が大きく関係してくるでしょう。

 

ただもしも同じような状況で、休職するかしないかで悩まれている方がいれば、何かしらの参考になれば幸いです。

 

 

自分の体をまずは最優先すること

自分の一番大切な人の言葉に耳を傾けてみること

 

です。

 

 

さて、退職・転職という点が気になる方もいるかと思いますが、

私見を述べさせてください。

 

 

可能ならばその決断は早急にしない方がいい。

なぜならば今あなたは弱っているからです。

 

ネガティブな思考のままで決断をするのはリスクが大きいのではないでしょうか?

もちろん事情がそれを許さないという場合もあるかと思います。

ただそういった場合でなければ、まずは

 

体を休めること

治療に専念すること

うつ病という病を知ること

 

に時間を費やしてみてはいかがでしょうか?

 

繰り返しますがあくまでも私見です。

 

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。

 

neo

 

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