うつ✖︎銀行員✖︎パパ

うつ病と闘病中の現役銀行員かつ二児の父です。自身の経験が少しでも誰かの役に立つことを願って。

日本の管理職に物申す!うつ病の部下の接し方。モチベUPのために、やっていただきたい3つのこと。

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 皆さんこんばんは。うつ×銀行員×パパのneoです。少しだけお久しぶりの更新となりました。更新を楽しみにしてくださった読者の皆さま(←いるのか?笑)申し訳ありません。

 

実は一昨日にとんでもなく悲劇的な、いや、ある意味、喜劇的なことが起こり、とっても凹んでおりましたorz

 

もはや笑うしかないので、そのうちブログのネタにしてやろうと思います涙

 

 

さて、本日は管理職の皆さまへの懇願です!

 

「職場にうつ病の部下がいる」

「接し方がわからない」

「どんなことを考えているのか?」

 

といった疑問に答えていけたら、と思います。

 

私は今から上司に物申すわけですが、部下の立場の方で、うつ病の人もそうでない人も共感していただける部分があれば、ぜひともコメントお待ちしております^^

 

 

 

 

1、出社時に、目を見て笑顔で「おはよう」とあいさつをする

上司の方から、目を見て笑顔で「おはよう」とあいさつをしてもらえる。

 

私の場合ですが、たったこれだけで1日のモチベーションが決まると言っても過言ではありません。

 

うつ病でない人も、

「朝はしんどい」

「なかなかテンションが上がらない」

といった方は多いのではないでしょうか?

 

うつ病の人はなおさらです。

 

朝会社に行くということそれ自体が、ものすごくエネルギーを使うのです。

 

やっとの思いで会社に到着し、腹の底から声を振り絞って、こういいます。

 

 

「ぉはようございます。。。。。」

 

 

この状況で最悪のケースがこれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

無視。

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、うちのめされますね。うん。

胸が苦しくなります。締め付けられる思いがします。

 

 

 

お願いします。無視はやめてください。

 

 

 

続いてこんなケース。

 

 

目を合わせずに、自分の仕事をドタバタとしながら

 

 

 

 

「ぉはよー」

 

 

 

 

 

お気持ちはわかります。

管理職の方ですからご多忙です。

 

 

無視しているわけではないので、ダメージもそんなにありません。

 

 

でも、

 

 

目を合わせて笑顔であいさつをしてくれるのとは、喜びが全然違います!

 

 

目を合わせて笑顔で挨拶をしてもらえると、

 

 

「自分は受け入れられてるんだ」

「ここにいていいんだ」

「明るく迎えてくれたこの上司のために頑張ろう」

 

という気持ちになるのです。

 

 

管理職の皆さま、出社した部下に対して、目を見て笑顔であいさつしていますか?

 

2、声をかける

組織が大きくなると、

 

「おはようございます」

「お先に失礼いたします」

 

というやりとりだけで、1日が終わるというケースはありませんか?

 

これはちょっと極端だとしても、ほとんど会話もなく終わることはありませんか?

 

私はうつ病になって、

 

「自分から話しかける」

 

という行為に、ものすごくエネルギーがかかる時期がありました。

 

決して話したくない、というわけではないのです。

 

話しかけられると嬉しいのです。

なんでもいいから声をかけてもらえると嬉しいのです。

 

ただ、自分からはそれをする気力がわかない、勇気がない。

 

「ああ忙しそうだなあ」

「話しかけると迷惑だろうなあ」

「こんなこと聞いたらダメだろうなあ」

 

なんてことを考えています。

 

ですから是非ともお願いです。

 

声をかけてください。

内容は仕事のことでもいいですし、プライベートのことでもいいです。

 

「前にこれやってくれてたよね?やり方なんとなく覚えてる?」

「だいぶむずかしい顔をしているな。困ったことでもあった?」

「昨日は夜は食べれたか?しっかり食べて体力つけような」

 

色々と方法はあると思います。

 

加えてさらにモチベーションがあがるのが、行動に対する称賛です。

 

どんな小さなことでもいいのです。

うつ病の部下が行動したことについて、ほめてあげてください。

 

管理職の方からしたら、

 

「そんなのは新人以下のレベルだ」

「できて当然」

「この多忙な時期にこの程度か」

 

という思いがひょっとしたらあるかもしれません。

 

ですが、そういった思いをいったん捨て去って、

なにかしら前に進もうとした部下の行動にフォーカスしてみてください。

 

一番簡単なほめかたは

 

「今日もよく出社してくれた!たすかる!ありがとう!」

 

です。

 

例え部下のリアクションが薄かったとしても、心の中では喜んでいること間違いなしです!

 

 

3、報告の途中で怒らない、叱らない

皆さんの上司の方はなんでも相談しやすいですか?報告はしやすいですか?

私の場合はNOです。

 

正直なところ、いつも緊張します。ビクビクします。

また急に叱られるのではないか、怒られるのではないか。

そんなことを考えています。

 

うつ病の人もそうでない人も、場合によっては上司への相談・報告は本当に勇気がいることではないでしょうか?

 

悪いことならなおさらですよね。

頭では百も承知なのです。

報告しなきゃいけない、相談しなきゃいけない。

 

ですが、何を言われるかわからないという恐怖心から、二の足を踏んでしまうのです。

 

ですから、管理職の皆様にお願いです。

 

怒るな、叱るな、とまではいいません。

だめなものはだめ、悪いものは悪いのですから。

 

 

ただどうか、部下の話の最後までは冷静に、穏やかに聞いてあげてください。

 

管理職の方のお気持ちもわかります。

判断力に優れ、頭の回転も早いわけですから管理職を任されているわけですよね?

 

そんな立場からすると、部下の報告が回りくどかったり、意味不明だったりすると、きっとイライラしますよね。

 

このくそ忙しい時に何を言っているのだと。

 

ですが、どうか、仏の心をもって落ち着いて聞いてあげてください。

 

今目の前にいる部下は、勇気を振り絞って、ひょっとしたら体が震えながら、報告をしているのかもしれないのです。

 

「報告に来た」

「相談しに来た」

 

という行為を、まずはしっかりと評価してあげてください。

 

 

ここまで好き勝手言わせていただき、管理職の方には大変恐縮です。

そうはいってもさあ、という部分も大いにあったかと思います。

ですがもし、

 

「うつ病の部下を少しでも元気にさせたい」

「うつ病の部下を以前のような姿でもう一度活躍させたい」

「うつ病の部下の何かしらの力になりたい」

 

という気持ちが少しでもあるのならば、ぜひとも実践していただきたいと切に願います。

 

 

実は私は中間管理職の立場にありまして、管理職であると同時に部下でもあります。

(よく板挟みになります笑)

 

 

ですから両方の立場の気持ちが、多少なりともわかるつもりではあります。

 

そのうえで今回は敢えて、このような記事を書かせていただきました。

 

 

最後に、私が管理職として大切にしていることは、

 

「関わっている人の能力を最大限に引き出す」

 

です。

 

昔、こんな言葉を習いました。

 

「有能なリーダーの前に無能な人材はいない」

 

素敵な言葉だなあと今でも思います。

 

皆さまのチーム・組織のメンバー一人一人が、最大限に能力を発揮できること願って。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

neo

 

 

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