うつ病を受け入れる③~私を変えた、妻・上司の一言~
皆さんこんばんは。うつ✖︎銀行員✖︎パパのneoです。うつ病を受け入れることの難しさ、受け入れた経緯とその後の変化についてです。今日こそ完結させます。。。
①②をご覧になられていない方はこちらからどうぞ。
1、要約
・「自分がうつ病である」と受け入れるのは容易ではない
・過去のプライド、実績、自分の理想像が邪魔をする
・しかしながら、「自分がうつ病である」と受け入れると気持ちが楽になる
・振り返ってわかることだが、「自分がうつ病である」と認めることが治療の第一歩
・うつ病を受け入れることができたのは、妻・上司の一言のおかげ
2、回想 ~私を変えた、妻・上司の一言~
精神科をはじめて受診した私ですが、先生からうつ病を宣告されるも、全く受け入れられず、体調は日に日に悪くなる一方でした。
営業の移動中に勝手に涙が出ることに加え、朝起きたときの
・頭痛
・めまい
・吐き気
が日に日に悪化していきます。
それでも毎日出てくる言葉は寝ても覚めてもこれ、
「俺はうつ病なんかじゃない」
でした。
そしてある日またもや限界が来ます。
私が勤めている会社には、有休を連続で取得できる制度があり、大抵の方は1年に1度1週間以上の有休をとることができます。
その年は、私、妻、当時1歳の息子と沖縄旅行をしてきました。
そしてそのバカンスから現実へ戻ることができず、私は出社ができなくなりました。
朝、布団から出れないのです。
それでも私はまだ病気を受け入れることができませんでした。
会社を続けて休むようになり、医師の診断書が必要ともいわれる始末。私は再び精神科を訪れました。
「しんどそうですね?大丈夫ですか?今すぐ休職をお勧めします。具体的には3カ月」
主治医からはそう宣告されました。
「うつ病」
「休職」
受け入れがたい現実がまたもや突き付けられます。
その日は何も決断することができず、家に帰りました。
そんな、依然としてうつ病を全く受け入れられない私でしたが、とあることがきっかけで考え方が180度変わったのです。
それは妻の一言、
上司の一言でした。
途方に暮れた顔をしている私を見て妻が私に言ってくれた一言。
「会社、休んだ方がいいよ。病気、ゆっくり治そう」
うれしさと、悔しさと、情けなさと、もういろんな感情が入り乱れて涙しましたが、そこでようやく気付いたのです。
「オレはうつ病なんだ、病気なんだな」と。
今でも献身的に支えてくれる妻には本当に感謝しています。
そして上司との面談での一言。
「薬飲んで治したらいいよ。胃が痛かったら胃薬飲むでしょ?頭痛かったら頭痛薬飲むでしょ?ゆっくり休んだらいい」
そうか自分は病気なんだ。胃が痛い、頭が痛いのとおんなじかあ。じゃあ治さなきゃ。
と気持ちが前を向きました。
3、回想 ~うつ病を受け入れることの重要性~
うつ病を受け入れられない理由は人さまざまだと思います。
私の場合は、自分はうつなんかにならない、という余計なプライド、今まで培ってきた自分の評価、自分の理想像がですね。
今も同じような思いで悩まれている方は実は本当に多いのではないでしょうか。
ただ私の経験談からひとつだけ言えることがあります。
(もちろんすべての人に当てはまるとは言えませんが)
それはうつ病を治すには、自分がうつ病であることを認めること。
これが本当に大切だと今振り返って思います。
そして自分がうつ病であると認めることで、かなり気持ちが楽になります。
ただこの境地に達するのには、自分ひとりの力では本当に難しいものがあります。
家族、恋人、職場の上司、友人、主治医、本、ブログ、誰でも何でも結構です。信頼できる誰か、何かと会話をすることが本当に重要です。
私は当時、こんなにも多くのうつの方がブログを書いて現状を発信しているなんて知りませんでした。もし知っていれば、きっとこのネット上に助けを求めたことでしょう。
そして自身も休職中にブログを書いていたことでしょう。
今それなりに回復してきた自分がはっきりといえること、それは
うつ病を受け入れることは本当に難しい、そして大変なこと。
でもそれができれば幾分気持ちが楽になるし、前に進むこともできます。
仕事に関していえば、
うつ病=休職
うつ病=退職
ではありません。
治療を行いながら少しずつ以前の自分に戻ったという方は何人もいます。
私も上司からちゃんと治って復帰していった人はたくさんいるよ、と励ましていただきます。
私は医者ではありませんから、あなたはうつ病です、なんて到底言うことはできません。でも同じような症状で、苦しみ悩んでいる気持ちはわかるのです。
この記事が何かしらの参考になれば、これ以上の幸はありません。
ようやく完結できました。
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。
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neo
【お知らせ】はてなブロググループ作成しました。
皆さんこんばんは。neoです。
本日はタイトルにある通り、ブロググループ作成のお知らせです。
私自身はこのブログを始めてまだ5日目ですが、これが自分のライフワークになると確信しています。
ブログを書くことで心が落ち着きますし、何より全国各地でがんばっていらっしゃる皆様の近況を拝読することで本当に励みになります。
今後も毎日更新すること、できるだけスターやコメントをつけることを大切にしていこうと思います。
ところで最近ひょんなことからブログの師と呼べる方との出会いがネット上であり、その方の勧めもあって、PROへの移行、並びに独自ドメインの取得も行いました。
その勢いで、もしももしも私の思いに共感してくださる方が、一人でも二人でもいたらいいなと思い、グループを作成しました。
もしよければ、お気軽にご参加ください。
グループの説明にも書きましたが、同じ悩みを抱える方同士、お互いを励ましあっていけたらいいな、と考えております。
どうぞよろしくお願いいたします。 neo
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うつ病を受け入れる②~うつ病の宣告と否定~
皆さんこんばんは。うつ✖︎銀行員✖︎パパのneoです。前回に引き続き、うつ病を受け入れることの難しさ、受け入れた経緯とその後の変化について書きたいと思います。
1、要約
・「自分がうつ病である」と受け入れるのは容易ではない
・過去のプライド、実績、自分の理想像が邪魔をする
・しかしながら、「自分がうつ病である」と受け入れると気持ちが楽になる
・振り返ってわかることだが、「自分がうつ病である」と認めることが治療の第一歩
2、回想 ~うつ病の宣告と否定 ~
以下、前回の続きとなります。
そう、私は恐る恐る会社からそう遠くない精神科を予約しました。
電話受付けの方はすごく丁寧でした。
自身がうつ病であるということを受け入れられない私は、
「最近体調が悪く、様子がおかしくて、内科に精神科の受診を勧められました」
と「うつ」という言葉を避けて会話をしていました。
驚いたことに当日の予約はすでにいっぱいで、結局1週間先に受診をすることとなりました。
受診当日。
予想に反してというか意外というか、院内はとても清潔かつ綺麗かつお洒落な造りになっており、
●プラズマクラスターの加湿器
●センスのあるデザインの本棚
●無音で流れる『映画:アバター』
がとても印象的でした。
その場には私と同じく診察を待つ人たちが4人~5人はいたように思います。
なるべくその人たちを見ないようにしようと思いながらも、どんな方がいるのか気になって仕方がありません。
私と同じスーツ姿の男性。
あとの4名は女性だったと思います。
1人が目を閉じていましたが、あとの4人はスマホを触っていました。
見た目は本当に普通で、自分の勝手なイメージの中にある「心の病」の方には見えませんでした。
予約をしたにも関わらず、30分ほど待ちましたでしょうか。
名前を呼ばれて、診察室に入りました。
「初めまして。医師の〇〇です。いかがなされましたか?」
と先生から質問され、最近の不調について話を始めると、とめどなくあふれてくる涙。
勝手にどんどんでてきます。
おかしい、こんなはずではない。ちょっと話をするだけで、
先生からは「まあ大丈夫でしょう」
と言われるはずだった。
ひとしきり話し終えると、先生は
「今までよく頑張ってこられましたね。大変立派です」
と前置きを付けたうえで、
「あなたは典型的なうつ病です」
と言われました。
頭の中が真っ白になるとはこのことでした。状況が理解できません。
そんなはずはない。
そんなはずがない。
俺がうつ病なんかになるはずがない。体の調子がちょっと悪いだけですよね?そうでしょ先生?
先生は続けます。
「ショックですよね。お察しします。でも安心してください。うつ病は必ず治ります。お薬を一緒にこれから飲んでいきましょう」
は????
薬だと????
誠に失礼ながら、その後の先生の言葉はすべて営業トークにしか聞こえなくなりました。(今となっては本当に失礼だったと思います。ごめんなさい)
ははーん。わかったわかった。そうきましたか。これがビジネスなんだなと。
うつ病と診断をする、そして治すのには薬物療法で延々と通い詰める羽目になるんだなと。
俺はそんな罠には引っかからない。
だいたい副作用があるだろうが。
薬漬けになるのはまっぴらごめんだ。
と心で叫んでいました。先生はその後、副作用についても丁寧に説明してくださいましたが、私は勝手に心を閉ざしてしまいました。
ちょっと考えさせてください。。。。。
私がそう言うと
「わかりました。でも無理はしないでくださいね」
先生はおっしゃいました。
それからはさらにつらい日々が続きます。
朝起きるときも、仕事をしているときも、寝るときも考えることは常にただ一つ。
「オレはうつ病なんかじゃない」
しかし否定すればするほど、現実とのギャップに追い詰められてゆくのです。
うん、なかなか結論にたどり着かないorz ごめんなさい。続きはまた次回。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
neo
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うつ病を受け入れる①~精神科を受診するまで~
皆さんこんばんは。うつ✖︎銀行員✖︎パパのneoです。今回は自身の経験を振り返りながら、うつ病を受け入れることの難しさ、受け入れた経緯とその後の変化について書きたいと思います。
今回は回想部分が長くなりますので、お時間のない方は要約を。
1、要約
・「自分がうつ病である」と受け入れるのは容易ではない
・過去のプライド、実績、自分の理想像が邪魔をする
・しかしながら、「自分がうつ病である」と受け入れると気持ちが楽になる
・振り返ってわかることだが、「自分がうつ病である」と認めることが治療の第一歩
2、回想 ~精神科を受診するまで~
初めて精神科を訪れ、
「あなたはうつ病です」
と言われたことにショックを受けられた方、また現在受け入れることができず苦しんでいる方。同じ経験をした者として、何かしらのお役に立てればと思います。
私がうつ病と診断されたのは約2年前。
今大変お世話になっている主治医の先生から告げられましたが、その時の衝撃は忘れもしません。
当時私は周囲から
「どうしてそんなに前向きになれるの?」
と皮肉も込めてから言われるくらい、仕事にはモチベーション高く取り組んでいました。
どんな大変な時にでも笑顔を忘れずに、困っている人がいたら助けずにはいられない、人の話は必ず目を見て聞く、といったタイプの人間でした。
上司からの評価としては、
●真面目
●前向き
●後輩の面倒見が良い
●物事を真摯に受け止める
といった長所がある一方、
●仕事のスピード向上
●窮地に立った際の柔軟な対応力
●周囲への発信力
といった短所がありました。
要領が良くないことは自分でも十分に自覚していましたが、コツコツと一歩ずつ積み上げていくタイプで、それが周囲からのそれなりの信頼にもつながっていたようです。
そんな私がとある状況から体調を崩し(この経緯は別途書きます)、
●激しい頭痛
●吐き気
●嘔吐
●朝起き上がれない
といった症状が出始めるのですが、大丈夫大丈夫と自分に言い聞かせ、内科を受診。
抗生物質等を処方されますが、症状は回復せず、時間だけがすぎていき、体調は悪くなる一方。内科の先生からは精神科を勧められるものの、無視して出社。
それがある日限界がくるんですね。移動中の電車の中で勝手に出てくる涙。
挙げ句の果てには営業先の担当者との会話中に、辛すぎて泣いてしまう。
これはおかしい。
ようやく精神科を受診することを決め、ネットで検索。
スマホを触る手が震えました。
オレは病んでない、大丈夫、きっと大丈夫。とりあえず話だけ聞けばいいさ。
必死に自分に言い聞かせながら、会社からそう遠くない精神科を受診しました。
続きは次回へ。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
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うつ病になったら、自己中になろう~悔しいできごとがありました~
皆さんこんにちは。うつ✖︎銀行員✖︎パパのneoです。本日は少し早い時間の投稿となります。
お時間のない方は、いつも通り要約だけ読んでみてくださいね。
1、要約
・うつ病になると、周囲からの評価が今まで以上に気になるようになる
・周りの顔色をうかがいだすと、不安ばかりが募り、疲れ、余計に体調が悪くなる
・そういうときこそ、自己中・悪者・嫌われ者になろう
⇒自分が本当に大切なものは何かをじっくり考える。会社?肩書?職場からの評価?
⇒大切なものが一つあれば、それ以外からの評価なんてどうでもいい
2、周囲が気になったらどうする???
うつ病になると、自分への信頼、すなわち「自信」が全くと言っていいほどなくなります。経験された方も多いと思います。
自信がなくなると、他者を頼りたくなります。よって、周囲からの評価や、みんなの顔色が今まで以上にものすごくきになるようになるのです。
私自身はもともと気にするタイプでしたが、病気になってこれは加速しました。
周囲の顔色をうかがうというのは本当に体力をつかうことで、あっという間につかれてしまいます。例えば仕事で言うなら、自分が行ったことはこれで正しいのかが気になって気になって仕方がなくなるのです。
上司に相談しにいこうにも、上司はものすごく忙しそうな顔して、はなしかけづらい。
相談したらいやな顔をされる、相談しなければ報告しないことを理由に叱られる。
この板挟みを私は何度も経験しました。
こういった際の心の持ち方として、
うつ病になったら、自己中・悪者・嫌われ者になってやれ
というのをオススメします。
会社の人間から嫌われてもいいじゃないか
肩書なんかどうだっていいじゃないか
職場からの評価なんて大したことじゃない
という思考です。口で言うのは簡単ですが、どうやったらそんな風に考えられるのか?
が大事ですよね。
それが、
自分にとって本当に大切なものは何かを、一度じっくり考えて腹落ちさせる
ことだと思います。
本当に大切なもの以外は、どうだっていいじゃないか、くらいの気持ちです。
私の場合は家族でした。
大切なものはいつも自分を支えてくれる家族であって、
職場の人からの評価ではない。
ましてや肩書でもない。
といった感覚です。
この大切なものは何かを、一度立ち止まってみて、ゆっくり考えてみることは、うつ病と付き合っていくうえでとても重要なことだと思います。
皆さんもぜひ一度、じっくり考えてみてはいかがでしょうか?
3、おまけ 本日の悔しかった出来事
と、周囲の目を気にするなと偉そうなことを言っておきながら、本日はとても悔しい出来事がございました。
ええ、思いっきり周りを気にしています。笑
そうです、私も冷静になれば大丈夫なのですが、実践するとなると本当に難しい。
よろしければもう少しお付き合いください。
あ、興味のない方は飛ばしてくださいね。汗
最近私は体調を崩しており、出社時間を少し遅くさせてもらっています。ただ先日、どうしても早めに行ってやるべきことがあったため、少し早めの9時出社を申し出ました。
結果として一番しんどい月曜日だったため、15分ほど遅れたものの、9時15分には到着しました。そして本日火曜日については上司と相談の上、あまり無理をせずとのことで10時出社をすることになりました。
昨日遅れたことの罪悪感もあり、今朝は9時45分に到着することができました。
ただ昨日から咳と頭痛がひどく、今朝も微熱があり、なかなかにしんどい状況でした。
今後については水曜日、木曜日と10時出社でリズムをつかみ、金曜には元どおりの8時〜8時半くらいに出社できれば、と考えていました。
上司から
「明日からどうする?」
と聞かれたため、上記の思いを告げたところ。。。。
「あまり10時からを長引かせるのもよくはない」
「9時に来れたのになんでまた10時に来るんですか?という人もいる」
と告げられました。
刺さりました。
「あー、そんな風に思われてるのか」
「サボってるとか、甘えてると思われてるんだな」
キツかったです。昼休みも食事が喉を通らず、体調も悪くなる一方。
落ち込むと同時に一方で別の感情も芽生えてきました。悔しい。
頑張ってるのに、なんでそこまで言われなきゃいけないんだ。
悔しい。
しかし相手は正論です。
キチンと出社できてない自分。
情けない。
だけど悔しい。
だから決めました。明日からは皆と同じ時間に出社する。
どんなにキツくても、絶対に行ってやると。そして出社して、しんどい顔をしてればいんだと。
しんどくても行ってやったぞと見せつけてやるんだ。
ちょっと私、捻じ曲がってますかね。
うん、周り気にしまくっていますね笑
はー疲れた。
咳と頭痛の症状が良くないので、病院来てます。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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【うつ病と付き合う】自分を「責める」のではなく「ほめる」
皆さまこんばんは。うつ病✖︎銀行員✖︎パパのneoです。月曜日の夜をいかがお過ごしでしょうか?今日は平穏な一日でしたでしょうか???
「継続は力なり」との言葉通り、まずは毎日更新を継続していけたら、と決意しております。
お時間のない方は、要約の箇所だけお読みくださいね~。
1、要約
・うつ病になると、どうしても自分を「責める」ことばかり。
・弱っているときに自分を傷つけて、いいことはほとんどない。
・自分を「責める」のではなく、自分を「ほめて」あげよう。
⇒ブログやSNSを使って、同じ境遇にある人に今日の自分の頑張りを報告してみよう。
2、自分を「責める」のではなく、「自分をほめて」あげよう
うつ病になる方は「真面目な方が多い」と一般的には言われているようです。
私自身、主治医をはじめ、職場の方など多くの方から真面目と言われます。
では「真面目」とは具体的にどういうことでしょうか?
様々な特徴があると思いますが、
「自責の念」が強い
という面があるのではないでしょうか?
私自身、病気の時はもちろん、普段から自分を責める傾向にありました。
たとえばある出来事が起こった際に、相手が99%悪いとしても、自分に1%でも否があれば、反省して改善しよう、という思考です。
こういった
自分を「責める」という考え方から、
自分を「ほめる」という考え方
に少しずつ切り替えていくことが、
うつ病とつきあう上では肝要だと思います。
言葉にするのは簡単ですが、実践するのは本当に難しい。
私もいまだに自分を責める場面が多いです。
3、自分を「ほめる」具体的な方法とは?
では具体的にどうすればいいのか?
それが、
ブログやSNSを使って、同じ境遇にある人に今日の自分の頑張りを報告してみる
ということです。
きっと共感してくれる方がいるはずです。
私自身が皆さんの闘病記、奮闘記を見て
「立派だなあ」
「すごいなあ」
「頑張っているなあ」
と日々感じています。
職場の方にとっては至極普通のことであっても、うつ病の方からすると本当にシンドイことであったり、踏ん張ったりしていることってよくありますもんね。
4、おまけ 今日の私の3つのガンバリ
というわけで、ここからは今日の自分の頑張りについて書こうと思います。
興味のない方は読み飛ばしてくださいね。。汗
●ガンバリその1
兎にも角にも出社した。
ん?それだけ?
そうです、それだけです。
私の中では月曜日の朝が最も過酷な時間帯なのです。。。
昨日のブログにも書きましたが、今週も中々の辛さでした。特に頭痛とダルさが強かったです。
寒い朝、布団の中で
「あー行きたくない」
「このまま寝ていたい」
とかれこれ30分近くモヤモヤしていましたが、何とか出社できました。
(15分の遅刻で注意されましたがorz)
●ガンバリその2
悪い出来事をキチンと上司に報告した。
ん?それだけ?
はい、またもやそれだけです。
皆さんの上司はどのようなタイプですか?報告はしやすいですか?
私の場合は時と場合によりけりなのです。正直話しかけるのに毎回緊張します。
「また叱られるかもしれない」
「目も合わせてもらえないかもしれない」
「今は忙しくて相手にされないかもしれない」
といったネガテイブなことばかりがいつも浮かんできます。報告が正直辛いのです。割り切ろう割り切ろうと思うのですが、やっぱりダメですね。
ですが今日は逃げなかった。発覚したのがちょうどお昼休み前。
「お昼休みが終わってからでも。。。」
「今日の帰りにでも。。。」
「最悪明日の朝にでも」
こんな甘い誘惑に今日は勝つことができました。帰ってブログに書いてやろうと思えたからです!
(その時は優しかったですが、別件の時は多忙のためか目も合わせてもらえませんでしたorz)
●ガンバリその3
お家に帰ってご飯を食べた後、食器をササッと洗って、食洗機を回しました。
え?それだけ?
はい、それだけです。あ、でもこれは妻からちゃんと感謝されました。
よかったよかった。
あーちょっとスッキリした。今日も頑張ったぞ、オレ、うんうん。
皆さんもぜひ試してみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
neo
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【うつ病と付き合う】「月曜日が怖い」を和らげる3つの方法とは?
皆さんこんばんは。うつ×銀行員×パパのneoです。本日二つ目の記事となりました。
時間がない方は要約のみ、お読みいただければと思います。
1、要約
・ブルーマンデーいわゆるサザエさん症候群は、誰しもが抱くもの。
・ただうつ病の方はその苦しみが、人一倍大きいかもしれない。
・少し気持ちが楽になる方法として(私の経験談から)
①日曜日の夜に不安を紙に書き出し、職場以外の人と共有する(私の場合は妻)
②月曜日の朝は、まずは大きく深呼吸。大丈夫大丈夫と、声に出す。
③月曜日の朝に、朝風呂してみる
2、月曜日が怖い私
今週もこの「日曜日の夜」という時間帯がやってきました。平日勤務のサラリーマンの皆様ならご経験がある方も多いと思います。
でも安心してください。「月曜日が怖い」のはあたなだけではありません。
ブルーマンデー、別名サザエさん症候群。
月曜日が怖い。会社に行きたくない。
これは多くのサラリーマンが感じると一般的には言われており、うつ病の方はひょっとするとその症状が人一倍大きいかもしれません。
私自身もどん底の時に比べると多少マシにはなったものの、この時間帯は胃がキリキリします。そして自分の場合は明日の朝、一番しんどくなります。
頭痛
吐き気
全身のだるさ
微熱
私の場合は特に上記のような症状があらわれます。何事もなかったかのように、ひょうひょうと出社される世のサラリーマンの皆様、本当に尊敬致します。
そして今、明日が嫌だ、怖いと猛烈に悩んでいる方。大丈夫です。あなただけではありません。
「本当に無理なら休めばいい」
「体を壊してまで会社に行かなくていい」
私を救ってくれた妻、同僚の言葉。
それを今苦しんでいるあなたに伝えます。
明日のことは、明日考えたらいい。
無理だったら堂々と休みましょう。
あなたの身体を一番知ってるのはあなた自身。
あなたの身体を守れるのはあなただけ。
会社はあなたの身体を守ってくれません。
と、「あなた」を連呼して偉そうなことを言いながらもやっぱり私も怖いですが汗
ここで「とは言っても少しでも気分が楽になる方法はないのか?」
という声が聞こえてきそうですので、具体的に私の経験談から3つの方法をお伝えします。
3、「月曜日が怖い」を和らげる3つの方法
(1)日曜日の夜に不安を紙に書き出し、職場以外の人と共有する(私の場合は妻)
当初私は「紙に書き出す」という行為を馬鹿にしていました。
そんことする意味はない。そんな気力すらない。
ただ「物は試しか~」くらいの気持ちである日、自分の手帳に不安なことを書き出してみたのです。
すると横で見ていた妻が(妻も元銀行員)、
「あーわかるわかる~」とか
「えー、そんなんどうでもいいやん」とか
「こっちはそれよりも、〇〇が大変なんよ」
とか言ってくれました。
気づけば少し気持ちが楽になっていました。
今冷静に考えるとこれはきっと
「あーわかるわかる~」←①共感してくれたことへの嬉しさ
「えー、そんなんどうでもいいやん」←②杞憂であることに気付けた
「こっちはそれよりも、〇〇が大変なんよ」←③自分がいかに狭い世界で悩んでいるか気付けた
といった要素があるのだと思います。
①共感されると誰だって嬉しいですよね。
②「取り越し苦労」の経験はないですか?私はこればっかりです。やってみたらどうにかなった、叱られたけどすっきりした。なーんて経験です。
③「銀行の常識は世間の非常識」なんて皮肉な言葉もありますが、まあ的を射ている面もあります。皆さんも気分が落ち込むと、「会社が全て」という気持ちにどうしてもなってしまいますよね。でもそれってすごく限られた、狭い世界かもしれません。人が悩んでいることに直面すると、自分の悩みがいかに小さいかに気付くこともありますよね。
(2)月曜日の朝は、まずは大きく深呼吸。「大丈夫、大丈夫」と、声に出す。
これも意外に効果あり。最近、深呼吸してますか?ぜひゆっくりすって、ゆっくりはいてみてください。そして自分を励ます。大丈夫、きっとうまくいく。
(3)月曜日の朝に、朝風呂してみる
これも私はだいぶ効果がありました。すごくさっぱりするんですよね!
昨日の夜に入らないという意味ではありませんよ!昨日の夜入っていても、朝もう一回入るのです。もっと言うなら私の場合は、ヒゲをそるときに仕事のスイッチが入る気がします。
いかがでしたでしょうか?あくまでも私の経験談ですが、興味をもたれたら、ぜひとも試してみてくださいね。
どうか皆様の月曜日が平穏な1日になりますように。
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。
neo
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【お知らせ】ブログはじめました。~自己紹介~
皆さん初めまして。うつ✖︎銀行員✖︎パパのneoと申します。
少しだけ自己紹介をさせてください。
- 2017年の1月にうつ病と診断される
- 現在も通院中で約2年間の闘病中
- 現役の銀行員
- 二児の父(3歳:男の子、1歳:女の子)
平成最後の年となり、33年間の人生を振り返るとともに、私の経験がどんな形であれ、少しでも誰かの役に立てばという思いからブログをはじめました。
今がどん底で本当に辛い方、少し立ち直ったものの思うようにいかない日々が続く方、簡単に言える言葉ではありませんが、私もうつ病の当事者としてお気持ちがわかる部分もあります。
病気と付き合ってきた一人の人間の人生が、少しでもあなたのお役に立つことを願って。
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neo